巻頭では、河野真幸とタッグを結成したアレハンドロ選手のインタビューを掲載!

さらに黒潮“イケメン”二郎選手のコラムと、これを読めば“今”のWRESTLE-1が一目でわかる鈴木健.txt氏のコラムと、読み物も充実!

他に、選手プロフィールや、2018年1月5日&2月13日の後楽園大会のリポートや、突如WRESTLE-1に乗り込んできた新興勢力『#STRONGHEARTS』勢のプロフィールなど内容盛りだくさん!


アレハンドロインタビューをチラ見せ!

デカいやつを倒すという気持ちが、前はそんなになかったんです。クルーザーだからクルーザーの中で頑張ることばかり考えていて。でも、小さい人間が大きい人間に勝つところを見てもらいたいという思いが膨らんできて。もともとプロレスラーになる前、ファンだった頃はそういう気持ちを持っていたことに気づいたんです。プロレスラーになれたら、自分のような小さい選手がヘビー級に勝ったら面白いだろうなあって空想していたのを、なってから忘れていたんですね。そうだった、自分は(獣神サンダー)ライガーさんにあこがれていて、ライガーさんはヘビー級にも正面から向かっていったよな。橋本真也さんとの一騎打ちでコスチュームを替えて上半身を露出して“バトルライガー”になって闘ったなって。そういうのを思い出すうちに、自分もやりたくなっていったというのはありましたね。

大田区でベルトを獲ったらその後もヘビー級の中でやっていくことになるわけですけど、僕はすでに獲ったあとにやりたいことがあるんで。いや、やりたいことを実現させるためにベルトが必要というべきか。今まで僕が負けてきた相手をこっちから挑戦者に指名するんです。どんなチームになるかもこっちが決めます。おまえとおまえが組んで挑戦して来いって。(たとえばどんなチームを?)アレハンドロ　うーん…ここ最近だとクルーザーフェスの1回戦でトンドコロに負けているし、あと熊嵐にも負けているんでこの2人のチームですね。(ユニットが違うが)それは向こうの都合ですから。チャンピオンから挑戦権を与えるんですから拒否したら失礼だし、パートナーが誰であろうとタイトルマッチのチャンスを得られるんですよ。チャンピオンは発言権があるんですよね?　ベルトに挑戦できるのにそれを拒絶するなんて、プロレスラーじゃないですよ。もちろん会社にはチャンピオン権限に従ってもらいます。そうです。これまでさんざん僕のことを小さい、弱いと言ってきたやつらに対し、挑戦権を与えるんですから感謝してもらわないと。熊嵐&トンドコロ組が見たい方は大田区で僕らを応援してください。

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吉岡世起「欺きの本性」をチラ見せ!

吉岡　ああいうのが性に合っているなと自分で思いました。NEW ERAの時のように組まされた感がない。#STRONGHEARTSがよく言っているのは「人生を懸けてやっているチーム」だと。あの空気感は好きですね。もともとT-Hawkさんとはご飯を食べる機会があって、それ以来ちょっとしたつながりがあったんです。だからやり易いし、Rascalz(ザッカリー・ウェンツ、デズモンド・エグザビエ、トレイ・ミゲル)の3人も、加入した時の歓迎ぶりがすごかったじゃないですか。控室に戻ってからもあのテンションのままでハイタッチをされましたから。あのノリはすごいですよね。リンちゃん(エル・リンダマン)も大好物ですよ。クレイジーMAXとしてみちのくに出ていた頃からCIMAさんを見ていて、こういうのって面白いよなあと思っていました。あの頃から奇抜というか、普通じゃ考えつかないことをやる人だったじゃないですか。リングの中と外でニュースになるようなことをやって話題を振りまいている。ああいう弾け方…なんでも好き勝手やっている面白さを、俺は求めていたんだと思います。(#STRONGHEARTSのタッグマッチは)明らかにWRESTLE-1のテンポやリズムとは違いますよね。だからこそ、WRESTLE-1の中であそこへ入っていってできるのは俺しかいないってことですよ。もともと俺のファンの人たちに「ドラゴンゲートっぽい」ってよく言われていたんです。俺はほかの団体の人間が見ても一目置かれるようになりたい。それこそCIMAさんがそうじゃないですか。ウチのリングに上がってほしいと思われるような、プロレスラーとしての価値ですよね。WRESTLE-1の中だけで細々やっていても仕方ないんです。昔、武藤さんがやっていたBATT…団体の垣根を越えて集まったメンバーがいろんなリングに上がって実績をあげたことがあった。あれですよね。

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